町田の矯正歯科が教える「インビザライン」に向いている人・向いてない人

マウスピースを装着するだけで歯並びを整えることができるインビザラインは、目立たず、快適に歯並びを整えられるので、世界中でも多くの方に選ばれている治療法です。しかし、インビザラインでは限界のあるケースや、インビザラインのスタイルが向かない方というのも存在します。今回は、当クリニックがインビザラインの特徴と、向いているケースと向かないケースについて解説します。

不可能だった症例でも近年は治せるように。インビザラインが治せる歯並びとは？

インビザラインはこれまで膨大な治療データをもとに常に改良が行われています。数年前までは治療できなかったケースでも、どんどん治療が可能になってきています。では、実際に治せる可能性のある症例はどのようなものなのでしょうか？

歯が凸凹している「叢生」

歯の大きさと顎の大きさの間に起こるアンバランスにより、歯が部分的に重なってしまう状態。

すきっ歯「空隙歯列」

あごの大きさに対して歯が小さい、または歯の大きさに対してあごが大きい、または先天欠如などで歯の数が少ないことが原因で、歯と歯の間に隙間ができている状態。

出っ歯「上顎前突」

上顎の歯が前に出ているため、口を閉じても上唇が突き出た状態。

受け口「下顎前突」

下の前歯が上の前歯より前に出てしまっている状態。

前歯で噛めない「開咬」

前歯に上下方向の隙間ができる不正咬合のことで、奥歯でしっかりかんだ際にも上下の前歯が噛み合わない状態。

深い噛み合わせ「過蓋咬合」

上下の前歯の重なり合いが深く、下の歯が見えない状態。

噛み合わせが横にズレる「交叉咬合」

前歯のでこぼこにより、部分的に上の歯より下の歯が前に出て、かみ合わせが反対になってしまっている状態。

インビザラインに向いている人・向いてない人の違いとは？

独自のデジタル技術を用いた治療システムにより、膨大な治療データが解析され続け、治療の幅が年々広がっているインビザライン矯正。世界中で多くの人が治療を受けていますが、やはり歯並びの状態や患者様の生活スタイルによっては向き、不向きがあります。

では、どのような方にインビザラインが向いているのかご紹介していきます。

［インビザラインが向いている方］

抜歯が不要で、歯並びの不正が軽いケース

抜歯をしなくてもスペースが作れるくらいの歯並びの不正が軽い状態の患者様は特にインビザラインが向いています。

抜歯が必要でも、歯の移動距離が少ないケース

抜歯をしないとスペースが作れないような必要なケースでも、歯の移動距離が少なめであれば問題なく対応できます。

20時間以上の装着時間を守れる方

毎日欠かさず1日に20時間以上マウスピースを装着できる方。

［インビザラインが向いていない方］

抜歯矯正が必要で、歯の移動距離が多いケース

顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスによっては、抜歯をして歯を間引く「抜歯矯正」が必要になります。このようなケースでは、インビザラインで可能なところまで歯を動かし、その後、歯の移動距離が大きなケースを得意とするワイヤー矯正を併用することで対応可能です。

骨格自体に問題があるケース

顎の骨格が過度に成長してしまっているケースや、顎の変形があるケースだと、インビザラインでは対応できません。

マウスピースの使用方法・装着時間を守れない方

１日20時間の装着時間を守れなかったり、決められたタイミングで交換しないと、正しく矯正することができません。

町田駅前クリスタル歯科では無料カウンセリングを行っています

「自分の歯並びはインビザラインで治療できるのかな」など、歯並びについて様々な疑問をお持ちの方も多いでしょう。当クリニックではインビザライン治療を受ける前に、十分な理解をしてから治療が受けられるよう無料カウンセリングも実施しています。患者様の歯の状態をチェックしながら、さまざまな質問にもお答えしますので皆さまのご来院、お待ちしています。