インプラント手術には「1次オペ」と呼ばれるインプラント体を顎の骨に埋入する手術と、「2次オペ」という歯茎からインプラント体の頭を出す手術が期間をあけて2度行われます。今回はインプラント手術後に気をつけたい生活の注意点について解説します。
インプラント手術後の注意点とは?
「2次オペ」は歯茎を少しだけ切る処置で、患者さんの負担はあまりありませんので、気をつけるべきのは「1次オペ」の後になります。生活においては下記の点に気をつけましょう。
食事の注意点
インプラント手術を受けて2~3日は噛みやすい食事を摂るようにしましょう。あまり咀嚼が必要な食事だと傷口が開いてしまう可能性もあります。また、傷口を刺激しないように手術した箇所とは反対側で噛むようにしてください。
辛いもの、硬いもの、熱いものなど、傷口を刺激して痛みや腫れの出る可能性がある食事は避けるようにしましょう。前歯など目立つ箇所のインプラント手術では、仮歯をつけることがあります。ただ、その仮歯はあくまで見た目を良くするためのもの。極力使わないようにしましょう。
血流を促す生活を避ける
インプラント手術後だけでなく、口腔外科全般(抜歯など)の手術でもいえることですが、手術後は血流の良くなることを避けるように生活しましょう。
「湯船に長時間浸かる」「激しい運動を行う」「アルコールを摂取する」など血流を促す生活は、手術後数日の間では傷口から出血してしまうことがあるため、抜糸をするまでの期間は、安静に過ごすようにしましょう。万が一、出血が見られる場合は、手術部位にガーゼ等で軽く押さえるように止血しましょう。
傷口を触らないようにする
手術後は傷口を刺激することはもちろん、切開した歯茎部分を縫合している細い糸を舌で触れないようにしましょう。ただ、触れるのが怖いからといって歯磨きをおろそかにしてはいけません。傷口付近に細菌や汚れが蓄積すると炎症のリスクが高まります。通常のサイズとは違い、細かく磨ける歯ブラシもあるため、部位によって使い分けをしましょう。
うがいのしすぎはNG
激しくうがいをしすぎると、切開した傷口が塞がりにくくなります。また、気になるからといって手術部位を吸う行為も行わないようにしてください。手術後はうがいをするとき、口に優しく水を含んで吐き出すようにしましょう。
インプラント手術後の気になる症状
インプラント治療は外科手術を行った後なので、出血は必ずあります。手術後、出血をしても、しばらくして止まるようなら問題ありません。大量に出血している、ダラダラと出血が長時間続く場合は受診しましょう。その他手術の後で下記のような気になる症状があれば、歯科医師に受診することをおすすめします。
・激しい痛みが続き、日を増すごとに痛みが増える
・腫れが大きくなる
・舌がしびれる
・鼻から血や膿が出る
術後の痛みや腫れなどの違和感は、個人差はありますが、術後2~4日目をピークに1週間程度で治まると言われています。症状がそれ以上長く続く、前より悪化しているなど、日常生活に支障が出るほどの症状の場合は、受診して医師の指示を聞きましょう。
町田駅前クリスタル歯科では無料カウンセリングを行っています
今回はインプラントの手術後に気を付けるべきことについてお話しましたが、インプラントについて、その他さまざまな疑問やお悩みがあることでしょう。町田駅前クリスタル歯科では無料カウンセリングを実施していますので、まずはお気軽にご相談ください。皆さまのご来院をお待ちしています。
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