町田の矯正歯科が解説。インプラント治療の手術前・手術後の注意点

インプラントとは、歯を失った箇所の顎の骨に人工歯根（インプラント体）を埋め込み、歯の機能を回復する治療法です。歯を失ったり、歯の機能や美しさを回復したい人におすすめできる治療法として人気を集めていますが、一方で注意点もあります。そこで今回は手術前・手術後の注意点について解説します。

インプラント治療の手術前・手術後で気を付けること

インプラント治療は、顎の骨にインプラントを埋め込むことで、天然の歯と変わらない見た目を保ち、食べ物をしっかり噛めるというメリットがあります。また、他の歯を削る処置が必要となるブリッジや入れ歯に対して、インプラント治療は他の歯を傷つけることなく治療できることも利点です。

メリットが多い一方で、インプラント治療にはいくつか注意点もあります。

外科手術が必要となる

インプラント治療では、顎の骨にインプラントを埋め込む穴を開けるため、外科手術が必要です。外科手術にはどうしてもリスクが付きものなので、リスク軽減のためにも、知識・技術力・経験・設備が充分な歯科医院を選びましょう。

保険が適用にならない

インプラント治療は自由診療となり保険が適用されないため、一般的に治療費が高額になりますので、治療前にはトータルでいくらかかるか事前に確認をしましょう。もちろん価格面だけでなく、歯科医院の設備や実績のほか、インプラントの安全性や耐久性を確認しましょう。

術後の腫れや痛み

インプラントの外科手術中は麻酔を使用するため、ほとんど痛みはありません。個人差はありますが、手術後に痛みや腫れが２日〜１週間程度続くことがあります。治療後の生活はアルコールや喫煙を控え、体調をしっかり整えることで、その後の痛みや腫れが軽減します。

定期的なメンテナンス

インプラントも天然歯と同じように、細菌感染を起こすと歯周病（インプラント周囲炎）になることがあります。重度の炎症では、骨が溶け出して、埋め込んだインプラントが抜けてしまう可能性も。そのため、予防のためには定期的なメンテナンスが必要になります。

インプラント治療の手術後の日常で気を付けること

インプラントの術後の回復をスムーズに進め、治療の成功率をアップさせたり治療期間の短縮を図ったりするためには、術後のケアが非常に重要です。

食事面：傷口が安定するまでの数日間、食事の内容と噛み方に注意しましょう。辛い食べ物や熱い飲み物のような刺激物は、患部の腫れや痛みを悪化させる可能性があるため控えましょう。

睡眠：睡眠不足になると、抵抗力がよわくなり患部の腫れや痛みが悪化する可能性があります。十分な睡眠を取ることが傷口の回復を早めるポイントです。横になる際には、頭を少し高くして血流を抑えることで、腫れや痛みを軽減することができます。

運動：身体の血流が増加すると、患部の出血や腫れを引き起こす可能性が高くなるため、術後すぐに活発に動くのはおすすめしません。激しい運動や重労働は極力避けましょう。

喫煙：タバコを吸う人は、タバコを吸わない人と比べてインプラントの定着率とインプラント治療の成功率が低くなるという報告もあります。タバコに含まれるニコチンやタールが血流を悪化させ、インプラントの骨との結合を遅らせてしまうため、手術を機会に禁煙することも検討しましょう。

インプラント治療は関東でもトップクラスの技術を持つ「町田駅前クリスタル歯科」へ

インプラントは天然歯と同様、日常的なお手入れと定期的な検査が必要です。より長持ちさせるために、歯科医師や歯科衛生士がお勧めする手順で歯ブラシやフロスによるお手入れが欠かせません。

当院では患者様に納得して治療に挑んでいただけるよう、手術前・手術中・手術後に関するさまざまなご質問にわかりやすくお答えします。他の医院でインプラント治療を断られてしまった方、不安があって治療に踏み切れない方も、まずはお気軽に町田駅前クリスタル歯科へご相談ください。